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発売中
オンデマンド
​¥1,210

《本の概要》
ミュージシャン九郎与兵衛から地元「淀橋」を舞台にした三つの昔話をお届けします。
九郎与兵衛の「九郎」は十二社熊野神社や成願寺を造った中野長者鈴木九郎から、「与兵衛」は角筈の開拓名主、渡辺与兵衛から頂きました。マスコットキャラクター「九郎ちょんまげ」と一緒に音楽活動をしています。地元「淀橋」に関連する曲も多数作っています。
「淀橋(よどばし)」は現在の新宿駅西口の一帯(新宿区西新宿五、六丁目)を指す地域の旧称です。「淀橋町」は昭和七年に東京府東京市の隣接の町と合併して「淀橋区」となり、昭和二十二年には周囲の区との合併により今度は「新宿区」となります。その時「新宿区淀橋」として地名が存続していますが、その後淀橋は消滅し、「新宿区西新宿」となりました。そして現在の西新宿は、東京都庁や新宿駅、ヨドバシカメラなどが建ち並ぶ大きな地区に発展しました。時代と共に移り変わり大きな区であった「淀橋区」は、今や再開発で以前の街の様子もその名前も忘れ去られそうです。
私は三十五年前、祖父の実家を継ぐため(三代目)、この場所に移り住んできました。町会に入り、祭礼や地域活動をしていくうちに、昔ながらの伝統や建築物、収蔵品等に触れて多くの発見をしました。そこからヒントを得て、淀橋の長い歴史をたどることでこの三つの昔話は誕生しています。
享保十三年の日本で初めての象の話、大正二年の神田川の淀橋を守る白蛇の話、昭和二十年の淀橋庚申堂に祀られている三匹の猿の話。九郎ちょんまげがナビゲートいたします。ちなみにこの絵本は大人用です。大人の方がお子様に読み聞かせてあげて下さい。
最後に「淀橋水車」(作詞作曲:九郎与兵衛)という曲のQRコードも載っています。是非この曲を聴きながら「淀橋物語」をお楽しみください。

© 2016 by Yohei Kuro 

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